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ボイストレーナーとして

更新日:4月23日

合唱団のボイストレーナーをいくつか担当しております。


大事にしていることは、誰もがわかる説明をすること、です。声楽のレッスンでは「〜のように」とか、「〜の感じ」という感覚的なものを例えて伝えることが多くなります。なんとか筋のどこあたりにどれくらい負荷をかけて、という説明ではないので、信頼関係はもちろんのこと、互いの感性を擦り合わせることも大切になってきます。


声楽のレッスンでも同じなのですが、合唱団のボイストレーニングは、複数人を相手にしますので、できる限り、理解しやすい言葉をチョイスすることが必須になります。


とにかく、大きな「?」を作らない。


自分の感性・感覚だけで突っ走って指導をすると、団員さんの頭の中は「?」だらけになるのです。


可視化することにも努めますし、よりわかりやすく、複雑なことを何度も言わないようにしています。あれもこれもと指導をしてしまうと、理解度に差が生じてしまう可能性があるからです。


わかりやすく、楽しく! これは基本。


わかりやすくするために、たくさんの要求はしない。ひとつひとつ確実に。同じことを言っていると思われるかもしれませんが、歌は「ながら族」なので、それができた上で、それをし「ながら」、次の課題を入れていく。その「ながら」を積み重ねていって初めて、本当の良い声で歌えると思っています。


音が下がるのであれば、なぜ下がるのか、どうやったら下がらなくなるか、そこまで指導できないとボイストレーナーというには辛いのでは、と私は思っています。


私は、意味のわからない例えはしたくないんです。みんながわかる、そんな指導をしたいと思っています。


だから学び続ける。当たり前のことですが、大事にしていこうと思います。



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足掻いて、足掻いて、足掻いて、小さくてもなんとか咲けばラッキー。そう思って、諦めずにやるしかないと思っています。


覚悟次第かなと思います。


これからも頑張ります!合唱団の皆様、よろしくお願いいたします!



 
 
 

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